- いなむしろ
- いなむしろ【稲筵】※一※ (名)(1)稲の藁(ワラ)で編んだむしろ。
「玉桙(タマホコ)の道行き疲れ~しきても君を見むよしもがも/万葉2643」
(2)一面に稲の実ったさまをむしろに見立てていう語。 ﹝季﹞秋。「小山田に風の吹きしく~夜なく鹿のふしどなりけり/続後拾遺(秋上)」
※二※ (枕詞)「川」にかかる。 かかり方未詳。「~川副楊(カワソイヤナギ)水行けば/日本書紀(顕宗)」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.